パワーコンディショナーや蓄電池のモニターに「出力制御中」または「出力抑制」と表示された場合、それは故障ではありません。
電力会社の指示に従って、システム側で発電量を一時的に抑えている状態を示しています。
なぜ出力が制御されるのか
電力会社は、送電網(電気を届けるネットワーク)の安定を保つために、流れる電気の量を常に管理しています。
晴れた日の昼間などは太陽光発電が一斉に発電するため、送電網に電気が流れすぎてしまうことがあります。
そのような場合、電力会社は各家庭の太陽光発電システムに対して「発電量を抑えてください」という指示を送ります。
この指示を受けてシステムが発電を制限している状態が、「出力制御中」の表示です。
表示が出たときに知っておきたいこと
- 自家消費や蓄電には影響しない場合があります
出力制御の対象は主に「売電(電力会社への送電)」です。
自宅で使う分の電気や、蓄電池への充電は通常どおり行われます。(機種や設定によって異なります)
- 自動で制御・解除されます
出力制御はシステムが自動で対応します。
制御が解除されると、通常の発電・売電に自動で戻るため、手動での操作は基本的に不要です。
- 売電量が減る場合があります
出力制御中は売電できる電力が減るため、その時間帯の売電収入は少なくなります。
ただし、電力会社からの事前通知や補償のルールは、契約内容や地域によって異なります。
ただし、「表示が長時間続いている」「頻繁に制御がかかる」といった場合は、電力会社側の設備の問題かシステムの不具合が考えられます。
気になる場合は、エコでんちまでお気軽にご相談ください。