「疑似連系」って何ですか?

「疑似連系」って何ですか?

疑似連系(ぎじれんけい)とは、停電時に蓄電池がおうちの分電盤へ「正常な電圧・周波数」を送り続けることで、太陽光発電用パワコンに「停電していない」と認識させる機能です。

主に、単機能型の蓄電池を既設の太陽光発電システムと組み合わせる際に使われる用語です。


なぜこの仕組みが必要なのか

太陽光発電用パワコンには、停電時に自動で発電を止める「単独運転防止機能」が備わっています。
これは、停電中に太陽光が発電し続けると、復旧作業をしている電力会社の作業員に感電などの危険が及ぶ可能性があるための安全機構です。

単機能型の蓄電池を後付けで接続する場合、停電になると太陽光パワコンも連動して停止してしまいます。
そこで蓄電池が擬似的に「電力会社の代わり」として電圧・周波数を供給し、太陽光パワコンを通常運転のまま継続させるのが疑似連系の役割です。

これにより、停電時にパワコンの出力が1.5kVA~2.0kVAに低下することなく、通常通りの出力で稼働させることもできます。

なお、ハイブリッド型蓄電池では、停電時の太陽光・蓄電池の連携は機器側で設計されているため、疑似連系という概念は基本的に登場しません。